正確かつ迅速に丁寧に手術する事を心掛けております。
術後の疼痛コントロールにも力を入れてます。

当院では外傷に対しては迅速に対応致します。
慢性疾患に対してはしっかり準備して予定手術を組みます。内科的疾患等がある方もしっかり術前精査して手術の可否を判断致します。
手術対応について
当院では、手術室を完備
人工関節手術から骨折まであらゆる手術に対応が可能です。
●外傷等の骨折・・・骨接合術
●変形性膝関節症・変形性股関節症・関節リウマチ…人工膝・股関節置換術
手術内容
当院の人工膝関節全置換術について

当院では2015年より積極的に人工膝関節全置換術を推奨してきました。
今では300名近くの方が手術を終えて社会復帰されております。
当院ではナビゲーションシステムを採用しているために術後理想的なアライメントの再現が獲得出来ます。その結果、患者様の満足度も高くなっております。
通常は内側の関節裂隙の狭小化が進行してO脚が強い方が手術適応になります。
外反膝の方もいらっしゃいますが手術は同様に行います。
膝の痛みが強く外出が億劫になってきたら手術のタイミングと考えます。
脚と腰は筋肉で繋がっています。膝の痛みが原因で臥床気味だと下肢の筋力が低下してしまい転倒リスクが増えます。手術の有無関係なく膝周囲の筋力、足腰の筋力が非常に大切です。歩くことによって下肢の筋力が維持されますので元気なうちに手術することを推奨しています。患者様自身の健康寿命(自立した生活期間)を少しでも伸ばせるように貢献したいと考えています。
*術後2日目より全荷重歩行開始
術後4週前後で退院

人工膝関節全置換術
(TKA:Total Knee Arthroplasty)
人工膝関節全置換術前後の入院の流れ
入院から手術、退院までの流れは以下のようになります。
  • 手術2日前入院

  • 手術後0日目手術

  • 手術後1日目ベッド上にて可動域訓練 大腿四頭筋訓練開始

  • 手術後2日目立位歩行訓練開始

  • 手術後21~28日目退院

  • *日程は個人差があります
人工膝関節単顆置換術
(UKA:Unicompartmental Knee Arthroplasty)

当院では積極的に関節温存も考慮して人工膝関節単顆置換術(UKA)を採用しています。
UKAは表面置換の意味合いが強いので関節部位の2/3は自身の関節が温存されます。そのために自身の膝の機能が温存されるので全置換術と比べて手術侵襲が少ない、術後回復も早い、傷も小さい、患者様自身の満足度が高い手術となっています。ただし適応が限られていますので詳細は主治医にご相談下さい。
*術後1〜2日目で歩行練習開始
術後2~3週前後で退院

高位脛骨骨切り術
(HTO:High Tibial Osteotomy)

関節温存に重きを考える治療法の一つです。
活動性が高く、運動を継続したい方が手術の対象です。
脛骨内側の関節面を開いてO脚をX脚に矯正することで膝の内側への応力の集中を軽減させる方法です。開いた関節面には人工骨を詰めてプレートにて内固定します。
以前はOpening wedge法を採用していましたが近年DTOを積極的に導入しています。
一般的に40代50代60代の若い世代で手術が必要な方が対象となることが多いです。
通常は術後1年骨癒合後に抜釘術を施行します。
*骨切り術後は1~2週を目処に部分荷重開始
術後3〜6週で全荷重目指します。

 
DTO
(Distal Tuberosity Osteotomy)

通常の骨切りは大腿骨、膝蓋骨の関節面に負担がかかると言われています。
将来的に大腿膝蓋関節の変形が進行しやすいと言われています。
当院で採用しているDTOは大腿膝外関節の負担が少ないと言われています。
*近年骨切り術にPRP療法を併用すると成績良好との報告が出ています。

 
人工股関節全置換術
(THA:Total Hip Arthroplasty)
 
当院の人工股関節全置換術について

当院でも積極的に変形性股関節症、臼蓋形成不全症に対してTHAを導入しています。
近年 THAもTKA同様ナビゲーションシステムが普及しておりTHAにはAR Hip Navigationというナビゲーションシステムを導入しています。
そのために臼蓋のカップの設置が適正に行われるために、TKA同様患者様の満足度が非常に高くなっております。
*術後2日目より全荷重歩行開始
術後3〜6週で退院予定です。*個人差あり

手術実績
当院では以下の手術実績があります。
慢性疾患
  • ・ばね指、手関節腱鞘炎対する切開術
  • ・手根管症候群に対する開放術
  • ・肘部管症候群に対する開放術
  • ・変形性膝関節症に対する高位脛骨骨切り術
  • ・変形性膝関節症・関節リウマチに対する
    人工膝関節全置換術、
    人工膝関節単顆置換術
  • ・変形性股関節症・関節リウマチに対する
    人工股関節全置換術
  • ・腰椎間板ヘルニアに対する摘出術
  • ・腰部脊柱管狭窄症に対する
    椎弓切除術、椎弓形成術
外傷
  • ・手指骨折
  • ・手関節骨折
  • ・肘頭骨折
  • ・上腕骨骨折
  • ・鎖骨骨折
  • ・大腿骨頚部骨折
  • ・大腿骨転子部骨折
  • ・大腿骨顆上骨折
  • ・下腿骨骨折
  • ・足関節骨骨折
  • ・足趾骨骨折
  • …に対して骨接合術
  •  
  • ・膝の内側半月板断裂
  • ・外側半月板断裂
  • …に対して関節鏡下半月板縫合術
麻酔に関して

愛媛大学出身、順天堂大学出身の麻酔科の先生の協力を得ています。

当病院は療養型病床群の施設基準をみたしています。 付添はつけられません。

[施設基準 療養病棟入院基本料Ⅱ(36床)]

入院のご案内
手術の有無に関わらず痛みが取れ、ご自身の身の回りのことが出来るようになり、通院可能と判断するまでは入院となります。
医師の指示により入院することになりましたら、 1階受付にて、
各種健康保険証、 国民健康保険証 (75歳以上の方は後期高齢者医療被保険者証)、診察券をお受けとり下さい。自動車賠償責任保険、 労災、 医療福祉をご利用される方は予めお申し出下さい。
■ 入院に必要なもの(ご持参いただくもの)

□洗面具 □タオル □バスタオル □ティッシュペーパー □シャンプー □リンス □洗剤 □ねまき □下着 □院内で使うはきもの  □湯呑 □水筒

※携帯品は必要最少限とし、 多額のお金や貴重品はお持ちにならないようにお願いいたします。

■ 入院室料負担額(1日分)
個 室
2人室
A
B
C
5,500 円
3,300 円
2,200 円
1,100 円
トイレ ・ バ ス
テレビ・冷蔵庫
テレビ・冷蔵庫
テレビ・冷蔵庫
テレビ