当院では2015年より積極的に人工膝関節全置換術を推奨してきました。
今では300名近くの方が手術を終えて社会復帰されております。
当院ではナビゲーションシステムを採用しているために術後理想的なアライメントの再現が獲得出来ます。その結果、患者様の満足度も高くなっております。
通常は内側の関節裂隙の狭小化が進行してO脚が強い方が手術適応になります。
外反膝の方もいらっしゃいますが手術は同様に行います。
膝の痛みが強く外出が億劫になってきたら手術のタイミングと考えます。
脚と腰は筋肉で繋がっています。膝の痛みが原因で臥床気味だと下肢の筋力が低下してしまい転倒リスクが増えます。手術の有無関係なく膝周囲の筋力、足腰の筋力が非常に大切です。歩くことによって下肢の筋力が維持されますので元気なうちに手術することを推奨しています。患者様自身の健康寿命(自立した生活期間)を少しでも伸ばせるように貢献したいと考えています。
*術後2日目より全荷重歩行開始
術後4週前後で退院
手術2日前入院
手術後0日目手術
手術後1日目ベッド上にて可動域訓練 大腿四頭筋訓練開始
手術後2日目立位歩行訓練開始
手術後21~28日目退院
当院では積極的に関節温存も考慮して人工膝関節単顆置換術(UKA)を採用しています。
UKAは表面置換の意味合いが強いので関節部位の2/3は自身の関節が温存されます。そのために自身の膝の機能が温存されるので全置換術と比べて手術侵襲が少ない、術後回復も早い、傷も小さい、患者様自身の満足度が高い手術となっています。ただし適応が限られていますので詳細は主治医にご相談下さい。
*術後1〜2日目で歩行練習開始
術後2~3週前後で退院
関節温存に重きを考える治療法の一つです。
活動性が高く、運動を継続したい方が手術の対象です。
脛骨内側の関節面を開いてO脚をX脚に矯正することで膝の内側への応力の集中を軽減させる方法です。開いた関節面には人工骨を詰めてプレートにて内固定します。
以前はOpening wedge法を採用していましたが近年DTOを積極的に導入しています。
一般的に40代50代60代の若い世代で手術が必要な方が対象となることが多いです。
通常は術後1年骨癒合後に抜釘術を施行します。
*骨切り術後は1~2週を目処に部分荷重開始
術後3〜6週で全荷重目指します。
通常の骨切りは大腿骨、膝蓋骨の関節面に負担がかかると言われています。
将来的に大腿膝蓋関節の変形が進行しやすいと言われています。
当院で採用しているDTOは大腿膝外関節の負担が少ないと言われています。
*近年骨切り術にPRP療法を併用すると成績良好との報告が出ています。
当院でも積極的に変形性股関節症、臼蓋形成不全症に対してTHAを導入しています。
近年 THAもTKA同様ナビゲーションシステムが普及しておりTHAにはAR Hip Navigationというナビゲーションシステムを導入しています。
そのために臼蓋のカップの設置が適正に行われるために、TKA同様患者様の満足度が非常に高くなっております。
*術後2日目より全荷重歩行開始
術後3〜6週で退院予定です。*個人差あり
愛媛大学出身、順天堂大学出身の麻酔科の先生の協力を得ています。
当病院は療養型病床群の施設基準をみたしています。 付添はつけられません。
[施設基準 療養病棟入院基本料Ⅱ(36床)]
□洗面具 □タオル □バスタオル □ティッシュペーパー □シャンプー □リンス □洗剤 □ねまき □下着 □院内で使うはきもの □湯呑 □水筒
※携帯品は必要最少限とし、 多額のお金や貴重品はお持ちにならないようにお願いいたします。
個 室 |
2人室 |
||
A |
B |
C |
|
---|---|---|---|
5,500 円 |
3,300 円 |
2,200 円 |
1,100 円 |
トイレ ・ バ ス テレビ・冷蔵庫 |
テレビ・冷蔵庫 |
テレビ・冷蔵庫 |
テレビ |